バカラはカードゲームであり、ルールは大変シンプルです。
バンカー役とプレイヤー役に配られるカードに対して、どちらが「9」に近くなるのかを的中させればよい、ということになります。
「たったそれだけ?」
ギャンブル初心者は少し驚くかも知れません。
ですが、基本的なルールは本当にこれだけなのです。
シンプルなゲームですから、飽きがこないのでしょう。
また、バカラは世界中のカジノで、ベテランから初心者まで幅広く楽しまれています。
そのため、別名カジノの王様とよばれているのですよ。
それでは、もう少しルールについて詳しく話しを進めていきます。
まずディーラーはバンカーとプレイヤーに2枚ずつカードを配ります。
ちなみに、このプレイヤーはあなたのことではありません。
あくまでプレイヤー役ということですよ。
そして基本的には、配られた2枚のカードにおける合計数の一桁部分が「9」に近い方を予想すればよいのです。
ただし、一定の条件によりまして3枚目のカードを引くことになり、ゲームが複雑かつ面白くなっていきます。
ここに3枚目のカードを引く条件を記載しておきますね。
プレイヤーは2枚の合計が5以下となった場合です。
バンカーサイドの条件は少々複雑であり、プレイヤー側が引いた3枚目のカードによって様々に変化します。
例えば、バンカーサイドにおける最初の2枚合計が「3」であった場合、プレイヤーサイドに3枚目のカードが配られて、その内容が「8」であったなら3枚目を引きません。
そして同じ条件下でプレイヤーサイドがそれ以外の状況ならば、バンカーサイドは3枚目のカードを引くことになります。
さらに、バンカーサイドにおける最初の2枚合計が「4」であった場合、プレイヤーサイドに3枚目のカードが配られて、その内容が「0」、「1」、「8」、「9」であった場合には3枚目を引きません。
これが意味するところは、プレイヤーサイドの3枚目にこれらのカードが配られるということは、バンカーサイドが2枚で勝負できると判断するからなのです。
つまり、プレイヤー側の3枚目によって変化するところから、若干バンカー側の方が有利と考えることができるのです。
「なるほど、バンカーのほうが少し有利なのか・・・」
このような感想をお持ちではないでしょうか。
しかしながら、バンカーとプレイヤーによる勝率の差はほんのわずかです。
そのため、バンカーサイドに賭け続けたら必ず勝てるというものではありませんよ。
やはり勝負の波を読み切る必要があり、それがギャンブルというものになるのです。
ぜひ、バカラを楽しむことでギャンブルの醍醐味を味わってみましょう!